2013-08-09 (Fri)

雪花秀 滋陰水
韓国コスメが好きな人なら、たぶん誰もが知っているだろう、
そのくらい有名な韓方コスメ、雪花秀(ソルファス/ソラス)。
韓国ナンバー1の老舗化粧品会社、アモーレパシフィック社の最高峰の韓方ラインで
韓国コスメにハマってまずはロードショップのプチプラコスメを使った人が
次のステップとして一度は使ってみたいと憧れるコスメなのでは?と思うのですが、
韓国コスメに詳しくない人に説明するとすれば、
日本でいう、資生堂の クレ・ド・ポー・ボーテ、コーセーのコスメデコルテ、
ま、タイプは違うけど、位置づけとしてはそんな感じじゃないでしょうか?
要するに、百貨店で売られているような高級コスメの部類に入るんだけど、
もちろん韓国コスメにもそういった高級コスメはたくさんあるわけで、
中でも雪花秀は「韓方(ハンバン)」と呼ばれるもので
アモーレパシフィックと並んで有名なLG生活健康だったら后(フー)、
あと、雪花秀と同じくアモーレのもう少しお安いラインの韓律(ハンユル)などが
それにあたります。(韓律はロードショプでも手に入りますが)
雪花秀は3000種類以上の韓方成分を研究し、
その中からさらに厳選した韓方を原料化し誕生したコスメということなんだけど、
香りに特徴があり、苦手な人も多い韓方コスメの中では比較的クセがなく
韓方コスメ初心者の人でも受け入れられやすいのでは・・と思うし、
日本の有名人にも愛用者が多いのでとっつきやすい韓方コスメなのでは?と思っています。
と、さて、ブランド紹介が長くなっちゃいましたが、
実はこんなにも有名な雪花秀なのに、
よく考えたらこのブログではまだちゃんと紹介してなかったかも?と思ったので
とりあえず初めての方にもイメージしやすいようにご紹介してみました。
・・というわけで、ここからが滋陰水の紹介です♪

先ほども説明したように、雪花秀は韓方コスメなので
こんなふうにボトルにも外箱にも小さく「韓方」と入っています。
雪花秀の中にもさらにいくつかラインがあるんだけど
美白ライン、水率ライン、珍雪ライン(老化防止)などと比べ
こちらのオレンジ(肌色?)のボトルは基礎ラインとでもいいましょうか、
一般的なラインだと思います。
その基礎ラインの化粧水、滋陰水は、
滋陰丹、玉竹、シャクヤク、百合、蓮の実、
地黄などの韓方抽出物をたっぷりと配合していて、
しっとりした感触ながら浸透力にも優れた化粧水。
韓方の香り・・と言っても比較的とっつきやすいこの香りに意外とハマる人も多く、
最初は気になっていた人も、使い続けるうちに「香りが好き」と言い出すことも。
ま、わたしもそんな一人でして、今ではこの香りを嗅ぐと落ち着くんです


手の甲にとってみたんだけど、トロッとした感じがわかるでしょうか??
化粧水というにはかなりトロみが強く、まるで美容液のよう。
特有のねっとりとしたジェル状の化粧水が、肌にのせた瞬間にひろがり、
おもしろいくらいぐんぐん浸透していきます。
これだけねっとりしているのに、肌にいつまでも残る感じがなく、
少し時間をおくとサラッサラ。
それでいて肌内部にはしっかりと潤いを湛えた感じで
これは乾燥肌の人もオイリー肌の人も、どちらにも合いそうです。
でも、実はこのトロみ、良いことばかりじゃなく欠点もあって
とにかくボトルから出にくい!!!
封を開けたばかりの時なんて本当に出づらくて、
思わずボトルをブンブンふっちゃいそうになるんだけど
ガラスでできた瓶なので吹っ飛ぶと大事です。
優しく小刻みに、それでいて力強くボトルを振ります

ま、そんな使いづらさも許してしまうくらい中身はいいんだけどね・・・

化粧水のトロみが薄い水分膜を形成してくれるようで
肌内部に持続的に水分を供給してくれる化粧水、滋陰水。
たしか梨花ちゃんもずっと前に自分の本に「もう8年くらい愛用」と書いていたっけ。
今もまだ使っているかは定かじゃないけど、
もしもまだ使っていたら余裕で10年以上ですね〜。
自分に置き換えてみて、そんなに長く愛用している化粧品ってそうそうないから
やっぱりこれはすごいんじゃないかなぁ〜って思う。
っていうか、その前に、入れ替わりが激しい韓国コスメ業界において
いつまでも廃盤にならずに売れ続けていること自体がすごいのかも。
わたしも、この夏久々に使用してるけど、
嫌なベタつきがないから夏でも気持ち良く使えるんですよね。
やっぱり名品と言われるには訳があるんだな・・そんなふうに思いました。


